マスクと発音習得について思うこと

新学期もあっという間に2カ月が過ぎ、幼稚園も学校も制限のある中ですが恒例行事もほぼ復活してきていますね。

そんな中、子供たちはもちろん親たちも「3年ぶりの○○」に戸惑いながらなんとか対応している毎日じゃないでしょうか。

思えばマスク生活も足掛け3年。実はここに来て肌感覚で痛感している残念な事実があるんです。

ポリハレっ子の発音に異変が起こっている

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが本当に異変だと感じています。英語らしい音を出せる生徒が明らかに減ったんです。

「子どもの英語発音がとってもきれいで驚いた」「外国の方に発音を褒められた」などのお声は保護者の方からよく頂くお話でした。

実際、年齢の低いクラスであればあるほど「”V”や”F”の時は下唇を軽く噛むんだよ」なんて一言も説明していないのに、その音を出す時は上手にその口の形になってキレイに発音ができていたのです。

特にVとB、 GとZ の違い。L,M,NやTHの音など、日本語にない音の発音がはっきりしてないんです。

人間の脳には理屈ではなく音を聞きながらその音を出すための口の形を見て真似る能力があるのではないか?

多くの専門家の方々もマスク着用が子供の言語発達に悪影響だと警鐘を鳴らしています。アメリカの心理学者アルバート・メラビアン氏による「メラビアンの法則」によると人と人がコミュニケーションを図る際、「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えているそうです。

マスク生活が長期化して、るみ先生の口を見ることができないまま音だけで指導してきた結果がこの異変だと確信しています。

「発音を見る」子どもたちのチカラ

コロナ禍以前までは漠然と感じていたことですが、子どもたちにとって「発音を見る」という行為がいかに大事なのかということを痛感しました。

るみ先生が大きな口と声と表情で何度も繰り返し発話することで子供たちはその口元を見て、真似をしながら自然と英語発音を身に付けていたのです。

感染状況が減少傾向にあるとは言え今後もしばらくは感染予防との両立が続くことでしょう。もちろん予防が最優先ですがマスク着用が続くことは言語学習の最大の弊害ではないかと考えます。

私の武器である最大の強み「英語発音」をポリハレっ子に伝えることはポリハレの使命のひとつ。

これからも手探りですがグループレッスンではマスクをフェイスシールドに変えたり、プライベートレッスンでは距離を取って指導するなどの感染予防をした上で臨機応変に対応していかなければと強く思います。

1日も早くみんながマスクもシールドも無しで触れ合える、直接見て真似るレッスンができることを願うばかりです。

フェースシールド

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