ハハはえいご
ウチのハルは現在5歳と2ヶ月。
年長さんの生活にも慣れてきて、早く小学生になりたがっているいたずら坊主です。多分男の子を持つママはみんなそうかも知れないけれど、年齢と共に運動量も活動範囲もできることも増えて、でも結果はまだ危なかったり、逆に面倒なことになったりと、そんなこともあって、最近叱ってばっかり。
昨日の水曜日もなんだか叱ってばっかりでした。
「一人っ子」だから甘えないように、厳しく(ウルサク?)言ってきました。いろんなこときちんとできることを当たり前に思ってたところがあるのかも知れません。
叱る度に自己嫌悪。
たくさんのお子さんと接している仕事してるのに、こんなんじゃ・・。と、意外にもるみ先生は結構小心者でヘコみやすかったりするんです。
昨日は本人も体調の悪さ(中耳炎気味)もあってか、イライラしていて、私に叱られた後に、「もう、なんでぇ。もうイイ、はるちゃんは、はるちゃんは・・・」などとブツブツ言いながら、ソファやクッションを蹴ってました。
その様子を目の当たりにしたダーリンが、「お前、ちょっとハルと2人で話せ。」とアドバイス有。私もそう感じたので、まずハルをしっかりハグして、場所を変えて、涙を拭いて鼻水取って、ひざの上に乗せました。
いつものように英語で
・チチとハハはハルのことが大好きなこと
・だから言うことを聞いてくれないと悲しいこと
・今日は何故怒られたのかな?
・今度からどうする?
などと話しました。
そういう改まった雰囲気が好きでない彼。(←チチそっくりですが・・。)近くのおもちゃに手を伸ばしたり、私の手を振りほどこうとばかりしています。
そして予想してなかった自分の行動なんですが、しっかり彼の目を見ながら日本語で「ねぇ、ハルちゃん」と彼が生まれて初めてのことをしてしまいました。
これまでも他の子の前や保育園で日本語で話しかけることはたくさんありましたが、1対1で改まって日本語で話したのは初めてです。
彼は意外なハハの行動に「???」
さっきまでの落ち着きのない様子が一転、固まってしまいました。ハハは間髪いれずに語りかけました。
・さっき英語で話したこと全部わかった?
・すごいね、ハルは英語も日本語もわかるね。
そして以前からずっと一度は聞きたかったことを聞いてしまいました。
・ハハは英語の先生だから英語で話すよね。
・チチは日本語だけど、ハハが英語で話すのイヤ?
・ハルちゃんはハハも日本語で話すほうがいいかな?
時間が止まったように長く感じましたが、彼は即答。
「エイゴがいい」
すみません、嬉しくて泣けました。
これまで何度も「英語子育て」に迷ってきました。私の勝手で英語を話し、だから彼には伝わらないのかもと不安でいっぱいでした。
何故?と聞くと、チチは日本語だし、英語のハハはかっこいいとのこと。
また泣けました・・。
ダーリンに話すと、「これまでのことが報われたね。もし今後、万が一彼が日本語がいいと言っても、5歳の今日、英語がイイって言ってくれたことで十分だと思う」と喜んでくれました。
こんな感動的なことがあったのに、その後また叱ることもありましたが(笑)、今日のこの出来事を忘れないために記録に残すことにしました。
親バカブログと笑ってくださいね。
We love YOU, Hal!