涙にキュン!

ポリハレでは一番付き合いが長いこのクラス。構成は4年生と5年生。学習暦が長いゆえに新しいことが試せるクラスでもあります。
今日はちょっと胸キュン(←古っ!)な出来事がありました。
今月はハロウィーンアクティビティを取り入れている各クラス。このクラスでもハロウィーン・チャンツとして、文章を読んだり、リズムに乗って発表したりしてます。
順番通りだと上手くいくのですが、突然指名されたりとかなり集中しないとできないようにるみ先生は当然、難易度をあげていきます。そこで自分の順番が来るのをワクワク待っているタイプと、緊張が高まって頭真っ白になるタイプがいますよね。
一人後者の方のタイプの子で気がかりな子がいたのですが、上手く行ったときの達成感を期待しつつ、やってみました。もちろんるみ先生もわざと失敗したり、他の子が失敗しても笑顔で励まして、できればレッスン中に音楽とばっちりマッチして、みんなで「YEAH!」で終わりたかったのですが・・。
レッスンはいつもハプニングだらけ。
やっぱり5年生のその女の子が緊張で自分の順番が来ると、続けて口ごもって失敗。2度目の失敗の後、とうとう顔を突っ伏してすすり泣き。
ずっと横について励ましてあげたかったのですが、集団レッスン中はそうもいかず。側について、るみ先生が彼女の代わりに声を出しました。結局最後までその1曲は成功しなかったのですが、クラスで挑戦したことには意味があったと思います。
最後スタンプタイムの時、彼女を最後の順番にして横に座らせ、他の子に聞こえないように話しかけました。
R:今日はどうだった?
S:・・・・。
R:今度はみんなで協力して最後までできるといいね。
S:うん。
R:あー、できん!って思ったら「先生、できん!」って言っていいとよ。
S:うん。
R:こんなことで泣いたらいかん。もっと大切なときに泣くと。○ちゃんの涙がもったいないよ。難しいことがあったら絶対に1人にせんし、必ず手伝うやろ。るみ先生が○ちゃんのことを助けなかったことがあった?
S:(首を横に大きく振る)
すぐに否定してくれた彼女を見て、ここでこの話しはストップ。笑顔でスタンプして送り出しました。幼稚園から見てきた○ちゃん、これからも彼女の成長を見守っていきたいと強く思った出来事でした。
こんな気持ちを体験できたこと、<子ども英語先生>という職業にまた感謝な出来事でもありました。

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